エージェントの作成

このセクションでは、adf-core-python ライブラリの使用方法の概要を提供します。

新規エージェントの作成

新規エージェントを作成するには、次のコマンドを実行します：

adf-core-python

実行すると、下記のような対話形式のプロンプトが表示されます：

Your agent team name: my-agent
Creating a new agent team with name: my-agent

注釈

エージェントチーム名は、エージェントのディレクトリ名として使用されます。 以後、エージェントチーム名を <your_team_name> として参照します。

入力後、下記のようなエージェントのテンプレートがカレントディレクトリに作成されます。

.
└── my-agent
    ├── config
    │   ├── development.json
    │   ├── launcher.yaml
    │   └── module.yaml
    ├── main.py
    └── src
        └── my-agent
            ├── __init__.py
            └── module
                ├── __init__.py
                └── complex
                    ├── __init__.py
                    ├── sample_human_detector.py
                    ├── sample_road_detector.py
                    └── sample_search.py

シミュレーションを実行する

ターミナルを2つ起動します。

片方のターミナルを開き、シミュレーションサーバーを以下のコマンドで起動します：

# Terminal A
cd WORKING_DIR/rcrs-server/scripts
./start-comprun.sh -m ../maps/tutorial_fire_brigade_only/map -c ../maps/tutorial_fire_brigade_only/config

その後、別のターミナルを開き、エージェントを起動します：

# Terminal B
cd WORKING_DIR/<your_team_name>
python main.py

エージェントが正常に起動すると、シミュレーションサーバーに接続され、エージェントがシミュレーションに参加し、エージェントが動き出します。 途中で止めたい場合は、それぞれのコマンドラインで Ctrl + C (MacOSの場合は Command + C ) を押してください。

警告

シミュレーションサーバーを停止させたあとは、プロセスが残ってしまう場合があるので./kill.sh を実行してください。